ROAD チューブラークリンチャー
A:トレッド
活性シリカゴ、シリカ、カーボンブラックのいずれかを使用しています。
B : 保護ラバー層
トレッドの下にあり、トレッドが透けて見えると、タイヤの摩耗やパンクの可能性があることを示します(特定のモデルのみ)。
C : 耐パンク層
CRCAで強化されたラバー複合材を使用しています。
D : カーカス層
トレッドの下で重なり合っているのでTPI値が増加し、タイヤの耐パンク性が向上します。
E : カーカス
カーカスは2層のラバー複合材からなり、ビードで折り返えされCRCAで接合し強化されています。カーカスのTPIは、モデルによって60から210まで様々です。
F : 気密層
特殊なブチルゴムコンパウンドでできており、空気透過性が非常に低いため空気入れの回数が減ることでしょう。カーカス層との結合が強固なため転がり抵抗が少なくなることも特徴です。
G : ベーステープ
綿でできたベーステープは、接着剤を均一に吸収し、リムとタイヤを強固に接着させます。
H : ビードプロファイル
リムへのタイヤの取り付けが容易で、過酷な状況下でのタイヤの脱落を防止します。
チューブラー・クリンチャーの仕組みは?
チューブラー・クリンチャーは、空気を入れると、チューブラーと同じように、リムに向かって押しつけられます。同時に、ラバーバンドのビード部分が広がり、リムのフックに埋め込まれ、リムに対するタイヤのよじれがないので、タイヤはリムから外れないようになります。底面のビードバンドは、リムとタイヤの間を埋めるだけでなく、積極的な役割を担ってリムのフックに文字通り「食い込む」のです。
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